2013年8月28日水曜日

アナログオシロスコープを入手した

電子機器の整備や自作には欠かせないアイテム、オシロスコープ。
信号波形を目で見られると言う事は故障修理や信号解析には欠かせません。なんたって正しい信号と比較することで良否が判断できるのです。

今もっているオシロスコープはデジタルストレージスコープですが何となくアナログの方が良くて一台は欲しいと思っておりました。

今回手に入れたのはIWATSUのSS7810です。取扱説明書は添付されておりませんがネットで簡単に入手できました。いやはや便利な世の中です。

今週末にでも綺麗に清掃行いたいな。


動作はOKですが微調整が必要かな?

2013年8月19日月曜日

増設シガーソケットのUSB端子

 私は仕事や遊びに出かける場合には車を使う機会が多く、スマホや携帯の充電はシガーソケットを使っていた。
 とある日、某ショップで増設シガーソケットが格安で販売していたので購入、しかもUSB充電が可能と言う物であった。

 ところが、このUSB充電機能、電流容量が足りないのかサッパリ使えない。携帯は充電中ランプが点灯するのだけど充電が進まない。スマホに至っては電源異常の表示が点いてしまう。
仕方が無いので別のUSBアダプタをシガーソケットに差し込んで使っておりました。

 最近は100均でもスマホ対応の電流容量の大きなシガーソケットアダプタが売っておりスマホやタブレットとも充電可能であった。
 ならば、100均のUSB充電アダプタを増設シガーソケットに移植できれば電流容量の大きな物でも使えなかったUSB端子が活用できることとなる。


 ならば移植が可能か増設シガーソケットとUSBアダプタを分解して確認を行った。
・増設シガーソケット
 充電回路が小さく纏めてあった。充電素子には3端子レギュレータ「78L05」を使っている
 (電流容量100mA)


・USBアダプタ
 基盤が大きい。ケース内一杯を使っていた。


結論:このままでは移植不可能である。

【素人さんは素直に諦めましょう。以下の内容を参考にする人は、自己責任で行ってください】

USBアダプタの基盤と増設ソケットの基盤収納スペースを検討し、アダプタの基盤を小さく
加工し電子部品の配置を変更すれば移植可能と判断。
USBアダプタを壊しても105円の勉強代で済みます。

①抵抗器を基盤裏側に取付。
②コンデンサは基盤に1mmの穴を開け実装位置変更。
③プリント基板を実装できるよう切断&加工
④出力電圧パイロットランプを移植


 プリント基板の加工とケースの加工はカット&トライで行いました。何度か基盤のサイズを小さく加工し直ししました。

完成後に動作試験を実施
 安定化電源で12Vを供給し負荷はエネループ5400mAを使用し問題なく充電できました。
 12V側の消費電流は500mA~600mA。
 このアダプタ、入力電圧を上げると電流が減り下げると電流が増える。入力エネルギーが一定ですのでシッカリとした安定化回路と推測いたしました。

 製品には800mAと記載しておりましたが間違いなく使えます。
 今はこのような高性能なものが105円で手に入るとは驚きですね。もし自作しようと部品を揃えると部品代だけで1000円以上必要でしょうね。