2014年8月14日木曜日

ADVANTEST R6452Aのバッテリーを安価で交換

【本内容を参考にする場合は、自己責任で行ってください。不具合が発生しても責任は取りません】

前にR6452Aがバックアップ電池の不良(液漏れ)が原因で電源が入らないことが有った。
その時は、電池交換と清掃で修理できたが、一番良いのは定期的に電池を交換し液漏れを防ぐことだ。
でも、バックアップ用の電池は非常に高価でER-3タイプで1,300円位の様だ。

 もう一台R6452Aを持っていて、こちらも電池交換した方が良いと思い交換することにした。 
 でも、手持ちに東芝製の単三型は有るのだが1/2AAタイプは持っていない。そこで、ER-3タイプのバックアップ電池を安価で交換する方法を考えた。

 ネットでER-3と同等の電池を検索するとER14250H(塩化チオニルリチウム電池)という電池が使えそうである。MACのバックアップ電池のようだ。でも、リード線が無いので電池フォルダーが必要となる。【電池に直接半田付けは厳禁である。爆発の可能性あり】
 


 電池フォルダーを検索すると1/2AA用の物が秋月電子、マルツで販売していた。秋月電子の物の方がリード線の間隔が実装している電池のリード線と一緒なのと電池のフォールドが良さそうなので採用することに。
 電池も秋月電子が安かったので同時に購入した。電池250円、ケース80円でなんと330円で交換できそうである。


 現物が届いてからR6452Aへの実装を行う事に。まずは現状の確認。なんと電池フォルダーの端子(リード線)間隔がER-3と同じだったのは確認していたが、現状ではフォルダーが他の部品と干渉し取付できない。特にマイナス側はコネクタと間隔がギリギリである。

 電池フォルダーを加工し他の部品と干渉しないよう細工した。
①マイナス側
  現状、電池のマイナス側(底)から直ぐに端子が出ているので、電池フォルダーの端子を3mm程度折り曲げケース端の直下となるようにする。同様にプラス側も折り曲げ端子の間隔を保つ。


②プラス側
  電池のプラスリードの直ぐ脇にチップ部品があるので電池フォルダーを固定できない。電池フォルダーの底部にスペーサを貼り付け基板から浮かせ固定するようにした。

これで部品の準備が完了したので交換することにした。

○既設のバックアップバッテリー取り外し
  電池が生きているので、下手にショートさせると基板が壊れてしまう。基板はマイナス接地らしいので、マイナス側から外した。(リード線を切ってしまう事も有効だが元の電池を綺麗に回収したかったので)
 半田吸取り器で作業しました。写真は半田吸取り後です。

マイナス側を外したところ

電池は2000年製で既に13年経過

○電池フォルダー取付
  電池フォルダーの端子間隔を調整していたので楽々取付

半田付けを行い完了ですが、電池プラス側のパターンが小さく、周囲のマイナスと非常に近いので半田付け後にブリッジが無いことをよく確認しました。

プラスマイナスを間違わないように電池をフォルダーに実装。

コネクターを元に戻す
 意外と電池フォルダーとピッタリ。と言うかギリギリ

 電池交換後、最初に電源を入れた際は、滅茶苦茶な表示が出ますが、各測定チャンネル毎に再設定すると復帰するようです。最初あせりましたが色々とレンジを変えたら異常表示が復帰してくれました。

取り外した電池の電圧を測定しました。


 測定結果は3.697Vと正常な電圧でした。交換する必要が無かったかな とも思いましたが、液漏れを起こすとダメージが大きいので自己満足です。
 これからの電池交換は半田付け不要で交換できるので利便性が上がったと思いますが、交換時期は後10年後です・・・

 測定器の期待寿命は10年位なので設計では電池を交換する事は考えていないんでしょうね。実際、手に入れたのは不用品で出たジャンクですから。

 今回、1,300円位必要なバックアップ電池を330円と1/4の金額で実施することができたので今後はこの方式で交換することにします。






2014年8月10日日曜日

R6452AとPC接続(PC計測)

ADVANTESTのマルチメータ R6452AとパソコンはRS232Cで接続し測定データをパソコンに転送できるのだが、専用のソフトウエアは非常に高価なようだ。

R6441用のプログラムはネットで発見していたのだが、R6452Aには使用できるか不明であった。
それは、R6452Aは2CH測定することができるため、データの出力フォーマットやコントロールコマンドが違うと推測されるからである。

そこで、自分でプログラムを作る事に決めた。R6452Aのマニュアルをネットで探しあてコマンドやデータフォーマットを確認した。

マニュアルにはサンプルプログラムが載っていたので参考にした。サンプルプログラムは懐かしのN88BASICであった。

データフォーマットやコマンドが判明したのでプログラム言語に何を使うかである。色々と悩んだがHSPで作る事に。HSPがバージョン3となってCOM関係も簡単に使えるようだ。

基本構想は出来上がったのだが、R6452Aと一つ一つコマンドを確認しつつプログラムを組んだので時間がかかってしまった。
【PCとのリンクが確立すると「RMT」が点灯する」

また、R6452A側の設定は簡単なのだがパソコンとの通信手順やタイミングを取るのに一苦労した。
特にハマッタのがエコーの設定とRS232Cのバッファー時間であった。R6452A側からデータ垂れ流しとすれば問題は無いのだが、測定タイミングをコントロールすると大変である。

さらに、BCH側の設定が面倒であった。コマンドがマニュアルで見つからないのである。結局判明したのは「コマンドはGPIBのコマンドと同一」であること。
【2CHで測定するようコマンドで設定した】


なんだかんだで、できあがったのがこの画面。いたってシンプルである。

一応、測定回数と測定間隔を任意設定できるようにした。
間違って測定回数を膨大な数とした場合でも途中で中止できることもできる。当然、それまでのデータもセーブできる。

測定したデータはtxtファイルとしExcelでも開ける物にしてある。
これで自動測定は完璧だ~。早速バッテリー放電特性測定に使ってみよう。

オークションでR6441やR6452Aが数多く出品されているが、これだけパソコンと簡単に接続できる機種は他に無い。通常、測定器のコントロールにはGPIB(IEE488)を使用するのだが、インターフェースがベラボウに高価なのである。ADVANTEST製でもこのシリーズしかRS232Cインターフェースを実装していないようである。

のでロガーや自動計測をお考えの人はお勧めです。
質問がある人はメールください。



2014年8月4日月曜日

ML422Cの修理

【修理の記録です。本内容参考とする場合は自己責任でお願いします。責任は取りません】
伝送系測定器を色々と揃えていてネットを検索しているとML422Cと言う選択レベルメータが出品されていた。

選択レベルメータは同じメーカANRITSUのML38Aを所持しているのだが、此方のほうが新しいし受信機能が有ったはずなので写真を観察することに。

出品されていたものは押しボタンに「*」(アスタリスク)のマークが全然なく、オプションフル実装のようである。受信部もLEDが点灯しておりユニットが実装されている証拠と思った。



その他の表示も正常に表示されているので、これは掘り出し物と思い入札することに。
当初予算を若干オーバーしたが広帯域受信機を買ったと思えば安いものと思われた。
ただ、通電確認のみジャンクと有ったので一抹の不安は有ったが、表示が大丈夫なので多分大丈夫と思っていたが・・・

現物を受け取り、はやる気持ちを抑え梱包から取り出し、通電してみた。
オークションと同じ表示であった。
だが、キースイッチが利かない。チューニングのダイヤルは動き周波数は変わるのだが、電源スイッチ以外は受け付けない。
これだと受信(レベル測定)が出来ない。


しばらく観察したのだが、通常の測定モードでキーを受け付けないのだから、本体の機能は生きていて前面パネルのコネクタでも不良になっているのだろうと思い分解確認した。

上部パネルは後ろのネジ2本を外すと簡単に外れた。
底のパネルも後ろのネジ2本でスライドすることが出来た。



隙間から前面パネルの外し方を探ったが、どうやら上部の3本のネジと下部もネジ3本で固定されている。
上部のネジは上面のパネルを外さないと出てこないが、下部のネジは直接アプローチできた。

ネジを上下6本外して前面パネルが動くようになったが、左サイドが引っかかり簡単には外れなかった。チョイと力を入れたら外れてくれた。

で、前面パネルの状態を確認したが異常無し。コネクター、ケーブルもシッカリと刺さっていた。

この状態で試験通電したら。あっさりとキーを受け付ける様になった。


なんだ、接触不良だったのかなと思い前面パネルを元に戻したら最初の状態、キーを受け付けない状態に戻ってしまった。

前面パネルの何かが何処かに接触し、何れかのキーを押した状態になりっぱなしかなと思い、前面パネル上側のネジ3本を外して動作確認。
チャンと動作するようになった。つまり上側のネジを締めると何処かが接触不良となるのである。

化粧パネルを外した状態。戻すときは、最初に前面パネル本体を戻しネジで仮固定(ゆるゆるの状態)
化粧パネルは取付金具をネジに挟めながら固定する。この化粧パネルを深く収めると症状が発生する。


ネジを1本ずつ締めて確認していくと前面化粧パネルを本体に押し込むと症状が発生するようだ。
良く見ると、前面化粧パネルが中心上部を軸として若干湾曲しているようである。

前面化粧パネル全体を少し浮かせぎみにして前面パネル基板にストレスを与えないようにして戻したところ完璧に正常となった。完璧な修理は前面パネルの基板全体を半田付けし直せば良いと思うがとても面倒である。何はともあれ、やれやれである。

正常となった所で、試しに入力に2m位の電線を接続し7MHzのアマチュア無線をワッチしたところ完璧に受信できた。青森の七戸移動している局がパイルアップとなっていた。
とっても受信感度が良いようだ。(-102.56dBmと測定データが取れた)

いや~最初は焦りました。なんたって大枚はたいて動作不良で部品取りになるのかなと思ったら「買わなければ良かった」「ジャンクなんかに手を出すんじゃなかった」と心の中で唱えてしまいました。でも、修理して遊ぶ物が手に入ったと思い直して修理したら簡単に直って拍子ぬけです。
今回修理できたのは今までの経験が役立ったなとつくづく思った次第です。




2014年7月27日日曜日

advantest R6452修理(バックアップ電池交換)

advantest R6452修理

この記事の参考は自己責任でお願いします。私は一切の責任を取りません。

 バッテリーの放電特性測定でADVANTESTのR6441を電圧、電流測定用に2台使っていたのだが
その後、色々と調べてたらR6452は測定chが2つがあり1台で済むため良いな~と思っていた。
 測定器2台だとPC接続にシリアルポートが2つ必要で1台で済めばPCからのコントロールもだいぶ楽になる。
 オークションでも安いものが時々出ているので手に入れる事ができた。
 早速、PCでコントロールしてみると測定データがAch、Bchと同時に出ている事が判明。
 PCコントロール用のプログラムを作成することにした。

 そして本日もコントロールプログラムの検証にPCとR6452を接続し電源を入れるが動作しない。
画面表示が出ないので完璧に故障したようだ。
では修理をしてみよう。

R6452の裏蓋を外すとケースを外す事ができる。
1.以下調査結果。
 ・AC電源入力を測定する
  AC100Vで問題なし。
 ・電源部トランス出力を測定する。
  AC12Vで問題なし?(定格電圧が分からないので?マーク)
 ・機器内部外観確認
  異常あり。メイン基板のバックアップ電池から液漏れしている

どうやらメイン基板のバックアップ電池から液漏が発生し、電池不良もしくは漏れた液により基板のショートもしくは部品破損となったようだ。

2.修理
(1)不良部品の取外し
   バックアップ電池は基板に直付けのため、ハンダ吸取機を使って取り外す。
    電池を外した後。茶色の物質が液漏れしたもの。


(2)漏れた液の除去
   液漏れの物質は大抵強アルカリや酸の可能性があるため慎重に除去する。
   綿棒でプリントパターンに沿って拭う。固着している物が有るため根気良く綿棒で除去する。
   取れない固着は精密ドライバーの先で基板に傷をつけないよう丁寧に除去した。
   最後にアルコール成分の清掃剤で更に清掃を行う。
   幸い、プリントパターンまで腐食していない様なので一安心。


(3)試験通電
   不良部品がバックアップ用の電池であり装置自体の動作に影響がある部品では無いと思わ
      れる。バックアップ用の電池は測定条件(レンジ、モード)の保存用と思われた。
   電源は入るだろうと考え、試験通電を行う。もし、部品まで壊れていればこの時点で修理不可
      能となるが、上手く立ち上がってくれた。
   ただし、電源を切ると測定条件がクリアされ変なモードで立ち上がる。モードやレンジを合わせ
     れば使えるのだが、再度電源を切り入りすると変なモードになってしまう。


(4)バックアップ電池交換
   (3)の現象を回避するにはバックアップ電池を取り付ければよいのだが使用している電池は
       ER-3と言うリチュウム電池で新品で買うと高い。(1,300円位)
   手持ちに東芝のリチューム電池が有ったので取り付ける。形状が合わないので装置内の適
       当な場所に固定した。
   電源を切り入りしても前の測定条件を保持してくれるようになった。


 以上で修理完了となったが、バックアップ電池以外に必須な手順があることが判明した。
 このR6452はBchの測定に設定が必要なのだが、変なモードで立ち上がった場合Bchの設定がキーを受け付けなくなってしまった。
 色々と悩んだが、PCからコントロールし測定モードを設定すると正常になった。もしPCからコントロールする方法を知っていなければ2chで測定は不可能となっていただろう。(マニュアルに対応方法の記載があるかもしれないが)

 とりあえず、正常に動作する事が判り一安心である。
 この測定器はバックアップ電池が使われているので古いものは液漏れが心配である。
 

2014年7月20日日曜日

測定器の整備(ML424A_anritsu)

最近職場が変わり測定器に触れる機会が少なくなってしまった。
そうなると、自分の技能が落ちてしまうような気がしてしまう。
自己の技術保存ではないが、小物の自作もあり通信回線関係の測定器を揃えることにした。
もっとも、校正された測定器は高価であり自分のお小遣い程度で手に入る物はオークションで予算範囲での落札出来るものとなる。

オークションで手に入る物はホトンドがジャンク(扱い)である。
まともに動く事は期待できないと思っていたが、実際に手にするとだいたいが動作するものであり、整備・校正すればマダマダ使えそうである。

今回整備する物はanritsuのML424Aと言うレベルメータである。

手に入れた物はシールがベタベタ貼られ汚れた状態であった。
動作確認したところ正常に動いているようである。
ただ汚い。BNCコネクタは黒くさび、レベル測定用のツマミは黄色く変色していた。

◆清掃開始
 シールは糊が残らないよう慎重にはがす。
  実際は糊が残るが、テープやウイルシャットで綺麗に剥がれる。
  このウイルシャットは驚くほど糊類が綺麗に取れる。100均で手に入れたが、思わず5本ストックした。

  汚れを綺麗に落とし、第一弾終了

◆測定入力端子の清掃
  通常は測定器の入・出力端子は銀メッキのコネクタが使用されている。
(金メッキも有るがもっと高価な測定器で手が出ない)
 銀メッキは長年の使用で黒く変色してくる。この黒いのは錆では無く、銀が硫化したものであり、簡単には取れない。まあ、ワイヤーブラシで磨けば落ちるが、銀も一緒に落ちてしまう。

色々と考えたが電気接点復活材のの「接点ブライト」(サンハヤト)を使う事にした。
説明によると液体で硫化を除去する様なので、BNCコネクタの内側も塗ることで硫化物の除去ができそうである。



黒ずんだBNCコネクタに塗って2分、ティッシュで拭ったら黒い物が付着してきた。結構落ちるようだ。

何度か塗っては拭き取りを繰り返したらかなり綺麗になった。
布片と綿棒を使って内側も綺麗にした。これは良い!!!


◆色の還元
 プラスチック類は経年で黄色く変色して来る。この測定器もレベル設定のダイヤルが黄色くなっている。う~ん、とても目立つ!
 ダイヤルツマミの裏側は変色が少なく元の色と思われる。表と裏を比較したが表側は黄ばんで茶色くなっている。飴色で汚いと感じました。

思い切って色の還元を行った。
使用するものは漂白剤「ワイドハイターEX」。ネットで色々と紹介されているが、これは効きます。

①ダイヤルを外し②容器に入れワイドハイターEXを塗り③直射日光に当てる だけ。
 塗っただけでも色が戻り始めたのですが、容器にツマミがひたひたとなるまでワイドハイターEX入れ付け置きしました。
 銀紙は、日陰部分にも光が当たるよう配置した反射板です。


7月下旬の直射日光で(時々曇り&雨)一日外に置くだけで色が綺麗に戻った。


ダイヤルを戻したら、使用感は有るがトテモ綺麗な一品に変身しました。


押しボタンやサイドのプラスチック部にも「ワイドハイターEX」を塗り屋外に置いていたが、思ったより色が還元したようである。押しボタン・サイド部は測定器を分解しないと外れないので嬉しいですね。

2014年6月29日日曜日

8mmビデオデッキの修理

8mmビデオデッキの修理
久々に部屋の整理を実施。昔のVHSビデオテープを全部捨てる事にした。
8mmビデオテープは家族の記録もあるので其のままとしたが、デッキが故障したままの事を思い出した。SONY製で平成5年位に購入したもの。10年くらい前に突然電源が切れ簡単にチェックしたところ電源部の電解コンデンサーに液漏れが有る事までは判明しそのうち修理しようと思いながら忘れていた。
【さすがSONYタイマー。10年で壊れた】
カメラが有ったので不便は感じていなかった。が、カメラも長い間使わない内に壊れてしまった。

8mmデッキが修理できなければ、捨てるor部品取りとしよう。

幸いにも「ハンダ吸取り機」「テスター(コンデンサ測定あり)」がそろっているので部品を外してチェックしよう。

デッキの電源部を外し基板のチェック。基板の一部が薄っすらと濡れている。
ティッシュで軽く拭くと茶色の液体が付着する。

やはり電解コンデンサーが液漏れしているようだ。電解コンデンサーの概観からは異常が見られない。膨らんでいるものは無いので一つ一つ基板から外してチェックする事に。
一番汚れている個所のコンデンサー(10μF)は正常であった。次に1000μF3個を確認。下部のゴム部から液漏れを確認したが容量測定では850~950μFあり決定的ではない。330μFは5μFしかなく之が故障の原因と判断した。
  【コンデンサーを外した所が電解液で濡れている】

でも、液漏れしたコンデンサーを元には戻したくない。何時壊れるか分からないからだ。
更に深刻なのはICの足元も腐食しており壊れて可能性が高いのだが品名が表示されていないのだ。
  【ICも外した。ジャンパー線も腐食し断線していた】

新品のコンデンサーに交換しても良いのだが1000μFのコンデンサーがスリムで探すのに手こずりそうだ。
  【105℃なので耐用年数は20年は持つと思うのだが】

中古のデッキを探したほうが安上がりかな。とりあえず部品を外したまま組立てた。



2014年6月15日日曜日

電動ラッパー(電動ワイヤーラッピング)

仕事でよく使っていた電動ラッパー(ワイヤーラッピング)をリサイクル店で見つけた。

どこかの会社から出たものらしい。かなり汚れていてボルト・ナットは赤く錆びている。
だいぶ使いこまれているのだが動作するか不安だったので試験をさせてもらった。

「ウィーン、ウィーン」ビットは回転するものの線を入れる穴が上で止まらない。
ビットを外して入れなおすと何回かに1回「バチッ」と正常な位置で停止した。
まあ、調整や整備で直るかと思われたので購入した。2.5k

会計のときショップの店員に「これは何に使う機械なんですか?」と聞かれ、一応は説明した。
使い方が分からなくても値段を決めているのかな?別の人が決めているのだろうか。

家に帰って早速分解開始
ネジは完全に赤錆が出ており保管状態が悪かったと思われた。

帰宅途中に購入したステンレスのボルト・ナットに全部交換した。


内蔵しているモータと配線類を外し、外装を清掃した。

清掃方法はパーツクリーナで脂分とシールの糊を除去し、ウイルシャット(アルコール除菌・清掃)
で細かな汚れを落とす。
モータの外装には白い錆びが出ていたのでブラシで落とす。

配線系も劣化しており特にプラス側の配線がやせ細っており途中で断線した。
【配線系はプラス側が劣化しやすい。イオンの移動】


ハンダ付を行って完了


モータの歯車やビット関係は手を入れない。下手に手を入れると修復不可能になる。
ワイヤーラッピングの線を巻く力は決められていて強すぎても弱すぎてもいけないのだ。
ただビット外装周りの赤錆はブラシで除去した。
左側を下にして組立てると部品の収まりが良い。

元に戻して完了。ピカピカになった。動作のほうも「ウィーン・バッチ!ウィーン・バッチ!」と
線を入れる穴が上で止まるようになった。


後でラッピングを行って巻きつけ具合を見て見よう。空打ちした感じでは好感触だったが。