KIKUSIの古いもので多分25年位前のもの。動けばラッキーてなくらい。
物が到着したので早速状態の確認を行う。
2.内部に埃が沢山あるみたい
3.通電し電圧出力あり
このままでも使用できそうだけれど、汚いのは嫌なので分解掃除(オーバーホール)することにした。
内部は埃だらけで積層している。綿埃にもなっているようでこのままでは危険(トラッキング発生の可能性あり)
内部の清掃を行った。
・エアーコンプレッサーで埃を飛ばし除去した。
・ブラシと刷毛を使って固着した埃を除去
・ウエスを使って内部の拭き掃除(軽くです)
更に、ケースを拭き掃除、ボリュームツマミと軍式ターミナルは外して洗剤で洗いました。
これにて終了。
ピッカピカになりました。
装置が故障・調子不良となった場合、大抵は内部清掃で直ります。
逆に言うと、内部清掃が行き届いた機械は自然にはホトンド壊れません。
内部に埃やカーボンが溜まることで絶縁不良となって動作点がズレ部品破損に至るのです。
しかし、経年による部品の劣化はあります。大抵は電解コンデンサと発熱による劣化ですね。
今回も、パワートランジスタのヒートシンク周りの劣化(シリコングリスの粘性劣化、スペーサの破損など)を確認し問題ないことを確認しました。
電解コンデンサは85℃の物を使っていましたので、あまり持たないかも知れません。アレニウスの法則によります。ジャンク品から105℃の物を探して取り替えようかな。
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