通常アルミケースを使うのだがデザイン的にも今一な物となってしまった気がする。
そこで目に付けたのがジャンク家電。ハードオフのジャンクコーナーに行けば小型の格安家電が結構有る。大きさやデザイン的に気にいった物を何点か購入した。
ここで問題は前面パネルである。あまりゴチャゴチャしたデザインでは用途が限られてしまう。
今回は、カセットデッキを2台、KENWOODが500円、ONKYOが300円でした。
【KENWOODカセットデッキ】
【ONKYO】
なんたってAC100Vで動いていたのだからACコードや電源トランスも付いているので、その辺の加工が不要となります。
本体を分解し、基本的に使うのはケースとAC100Vコードのみの予定ですが、せっかく基板に部品が付いているので、コンデンサ、TR、VRなど目ぼしい物を外しました。
ハンダ吸取器が有るのは本当に便利です。カセットテープの駆動回路は使い道が無いので金属部分とプラスチックに分けて分解してリサイクルします。
今回のケースにはOCXOを入れる予定でしたがデザイン的に周波数カウンターとして加工しました。
周波数カウンターのユニットは昨年購入したPICを使った8桁の物でコンパクトにまとまっているものです。
実装方法を色々考えケースを加工します。前面パネルがアルミより硬い金属製で文字類はケガクと塗料が綺麗に剥がれますが、跡に残った物は真鋳ブラシでヘアライン加工する様に優しく磨いたら綺麗に取れました。
電源トランスも内蔵していたものを確認したところ、無負荷でAC36V出ています。全波整流回路と平滑コンデンサを経てDC38V位になります。
【昨日手に入れた電子負荷。電源特性測定にFBです】
消費電力が10Wなのでフル負荷を掛けてみました
フル負荷で20V位に低下するので、今回はD/Dコンバータを使って12Vとすることにしました。
このD/Dコンバーターは秋月電子で0.2Kで売ってた物で入力40V出力5~24V1A取れる物です。
周波数カウンターユニットは2個のスイッチで設定するので、前面パネルのスイッチに接続し
使えるように加工して有ります。
LED表示部の前にアクリル板を挟む予定ですが、色をダークブラウンとしたいので今はむき出しのままです。
結構カッコ良いと自分では思っています。
信号入力用BNCコネクタは前回ばらしたTR5821の物がピッタリとハマリビックリです。
加工前後を比較すると
これからはジャンク家電をケースに使うと思って探して見ます。ハードオフに行けば1k以下で手に入る物が沢山ありますよね。狙い目はオーディオタイマーやチューナーかな。前面パネルが合いそうです。
0 件のコメント:
コメントを投稿