2016年9月25日日曜日

ラジオの電池にUSB電池パックを使う【その2】

【この記事には重大な事故に繋がる内容が記載されています。参考する場合は自己責任で行うようお願いします。私は責任を持ちません】

USB電池パックを内蔵したラジオを持って釣りに行ってきました。
AMで地元のローカル放送を受信しましたが電波が弱いせいかノイズがとても気になりました。
やはりUSB電池パックからのノイズが影響しているようです。

USB電池パックからの放出ノイズ(高周波電波ノイズ)対策を施すことにしました。

一般的なノイズ対策はシールドです。
シールドには、電波的な対策と電磁的な対策がありますが、ここでは電波的な対策を行うため、USB電池パックを導体で包み込んでしまいます。

シールド材に選んだのはアルミホイルでした。安いしキッチンに沢山あります。


このアルミホイルでUSB電池パックを包んでしまいます。注意点はUSB端子面には掛からないようにします。アルミホイルで電池端子をショートしてしては大変な事になります。(火災・爆発の恐れあり)

ガムテープで外側をラッピングして完了です。アルミホイルだけでは強度が有りませんし、金属むき出しのままでは危ないですからね。
ガムテープは元の色を考慮して灰色にしてみました。


ラジオに対策を施したUSB電池パックを戻して受信すると、今まで気になっていたノイズがホトンド無くなりました。
自宅での試験なので、外に持ち出して確認をしてみましょう。

その1はこちらです

2016年9月23日金曜日

ラジオの電池にUSB電池パックを使う

【この記事には重大な事故に繋がる内容が記載されています。参考する場合は自己責任で行うようお願いします。私は責任を持ちません】

釣やアウトドアで情報源やBGMにラジオを使っている。
なるべくスピーカが大きな物を探して使っているが、今はハードオフのジャンクで手に入れたモノラルラジカセをラジオとして使っている。SONY製で感度・音質とも良いのだが単一型の電池4本を使っていて、電池代も馬鹿にならない。

充電電池を使うことも考えたが、NiH電池やリチュウム電池は充電が面倒である。

そこで目を付けたのがUSB電池パック、大容量化が進み中容量の安いものだと500円位で手に入る。充電も簡単にできる。今回使った2600mAの物は500円だったと思う。
単一型マンガン電池は3000mAhの容量があるので、大体同じ感じで使えそうだ。


最初は電池BOXの+・-の端子に電源装置を接続し、6Vでの消費電流を測定したらピークで200mA程度であった。電圧を5Vに低下させても動作に問題は無し。試しにUSBケーブルを接続してラジオの電源を入れたらアッサリと動作してくれた。
【電池パックや電源線の扱いは注意してください。ショートさせると火災・爆発する起これが有ります】

標準型USBプラグはジャンクの基板から外した物にユニバーサル基板の破片をハンダ付けしリード線を出した。





ラジオ本体は改造したくなかったので、リード線の端に銅板の切れ端をハンダ付けし電池端子と本体の隙間に挟み込んだ。


USB電池パックは電池スペースに収め隙間にウエスを挟んで振動対策を行う。

今回使用したUSB電池パックは中国製で5V出力にスイッチングに伴うノイズが出ている。つまり広範囲にノイズを発生させているのだ。
ノイズ対策のためUSBプラグに0.01μFのコンデンサを付けたが若干改善した程度であった。ちなみにエネループの場合ノイズはホトンド問題無くなる。
USB電池パックは大抵3.6Vのリチウムイオンバッテリーを使っており5Vに昇圧するためD/Dコンバータを内蔵しているためだ。日本メーカはノイズ対策をしているが海外激安品は対策していないようですね。

その2はこちら

2016年9月7日水曜日

刃物とぎ機/STD-180Dを使う

料理、特に魚をサバク時は包丁を使うが切れ味を保つためには研がなければならない。
今まで包丁を研いで来たが、刃を付けるためには結構大変である。

中古器具屋さんを回っていて「刃物とぎ機」(STD-180D)が売っていた(6.7K千円)。
丸い砥石を回転させ刃物を研ぐのである。

砥石は中砥用の物で、これで十分に砥げると思っていた。
実際に使ってみると、物凄く良く砥げ刃を付けることが出来た。 

面白くて、家の中の包丁や刃物を皆砥いでしまった。
特に、カミサンが使っている菜切包丁は鍛冶屋の手作り品だったのだが、市販のシャープナーで砥いでいたので刃がすっかり無くなってしまっていた。
(昔、実家の町では鍛冶屋が沢山有って包丁や農機具は鍛冶屋から買っていました)

最近知ったのだがシャープナーは両刃用で刃先を荒らして切れるようにするようだ(のこぎりみたいにする)

ネットで包丁の砥ぎ方を調べて実践したら菜切包丁が購入当時のような切れ味に戻り、力を入れなくても野菜が「すっ」と切れるとカミサンが喜んでいた。
刺身包丁も正しい刃の付け方でとても切れるようになった。

砥ぐものが無くなり、物置を確認したら40年前に刃がいっぱい欠け放置した包丁を発見し砥ぎなおしてみた。
欠けた刃に合わせて刃全体4mmほど荒削りし、そこから研ぐ事になったが、この荒削りが大変だった。
【刃の欠けた包丁の刃部分を削り去った上体です】

そこで荒削り用と仕上げ用の砥石を注文したが機械から砥石を外すための器具が欠品していて取り外せない。
ネットで調べたら480円で売っているようだが、送料や代金振込手数料を考えると結構高いものとなる。
市販品の形状がわかったので、ここは自作で行くことにした。
ホームセンターでUボルトを手に入れ金床でハンマーで打ち先をフラットにした。
簡単に作成できた。(費用はUボルト代50円)

【ピッタリとはまり、チャンと緩めることができました】

さあ、砥ぐぞ!砥ぐぞ!!