バッテリーは安価な車用を流用しますが、40Ahの蓄電池を8時間程度で満充電するには5A以上必要です。
また、インバータへの電流を考えると蓄電池電圧は高いほど効率が良いし、電線も細くて済みますね。
直流から交流の変換はUPSを使う関係から12V3個(36V)の構成とします。でも、市販で電源装置は車載用品用で12Vか24Vは安く手に入るのですがそれ以上の電圧となると高価て手が出ません。
電源装置は自作を考えていたのですが、オークションでジャンクの電源装置が出品されていたので
部品取りでもOKと思い落札しました。
スペックは入力単相AC100Vで出力がDC60V20Aの物でした。写真では取っ手が破損しており装置にダメージが有りそうでした。
手元に現物が届き状況を確認。
・取っ手が装置の左側前後2個所で破損
・パネルのネジ類が緩んでいる(振動で鉄板がガタガタ音がする)
・汚れ多数
・装置左側のパネルが大きく曲がっている。
まあ想定内であったが以外にも大きな傷はほとんど無かった。
実際に電源を入れてみると、ファンが動作し始め出力電圧メータが動いた。
出力電圧は0~60Vの可変式なので調整可能か試験実施。結果正常動作
掘り出し物であった。
装置の清掃を行う。
私は食器洗剤を薄めたものをウエスに浸み込ませて拭き掃除を行う。
装置を観察すると、壊れた左側の取っ手は四隅にあり皆同じ物である。
右側は壊れていないので、右側後と左側前の物を交換することにした。
前面の取っ手を正常にすれば持ち運びが楽になるし見栄えが良くなる。
この取っ手は装置のメータやスイッチ、端子類の防護としての機能も持っているので
後ろ側は端子を守られなくなってしまう。何か対策を考えることとしよう。
取っ手は重量がある装置を持ち上げられる様に装置に組込まれている。外すためには
装置の分解が必要であったが、ついでに清掃しながら交換することに。
装置分解前に全体構成を確認した。
・トランス式なので重量有る
・スイッチングではないのでノイズの発生は少ない
・部品類の熱による劣化は見当たらない
・内部の埃が少ないので使用した期間は短いと思われる
結構良いものの様だ
パズルを解くように装置を分解し何とか取っ手を交換した。
後は細部を綺麗に清掃し作業完了。
バッテリーチャージャーの仕上がりである。
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