なります。また、自作基盤の部品交換を行う時もプリントパターンを傷つけず行う
事になります。
昔からHAKKOの481と言う半田吸取機を保有していましたが、自作熱が別の分野
に向いてしまい、ここ10数年ほったらかしで倉庫に眠っておりました。
昨年、自宅に井戸を掘って融雪を行おうと考え、井戸は何とか掘ったのですが、水汲み
ポンプが思いのほか電気を使うので、気温センサーやタイマーで融雪時間を制御することに。
制御回路を自作する事にし、久々に電子工作を行うことに。部品は昔の手持や新規購入し
たのですが、ジャンク基盤からも外す事に。
倉庫からハンダ吸取機を引っ張り出して動作確認したらポンプも動作し一安心と思った
のですが、数回動かしたところハンダを吸わなくなりました。更に、ハンダを吹くように。
どうやらポンプを動作すると空気が逆流するようです。
意を決してポンプ(ダイヤフラム)を分解してみると弁のゴムが劣化しボロボロになって
います。このため、吸った空気をそのまま排気しているようです。
部品を交換したいのですがHAKKOでは既に絶盤のため部品が手に入りません。そもそも
ポンプ内の弁は売っていないようです。仕方が無いのでゴムシートを加工し自作しました。
結構上手く動くようで復活いたしました。
でも、この481は温度調節が効かないので使っているうちに高温すぎる場合もありました。
今の世はヤフオクで何でも手に入ります。昔高価で手に入らなかった測定器・工具が中古
で格安で手に入ります。年式が古いのでオーバーホールは必要ですが、修理できれば
メッケモンです。今回、無名(失礼)のハンダ吸取機がヤフオクで手に入りました。
コテ先のヒーターが100Wなので期待できます。
手元に届いたものを確認すると動作はしますが吸込みが弱い物でした。結構古いものなので
やはりメンテナンスが必要でした。
行ったメンテナンスは
1.フィルターの交換
メーカが不明ですがHAKKOのフィルターを流用できました。
本体側、コテ先のハンダ収納部共
コテ先はフィルターが炭化?し土の様になっていました。マイナスドライバーの
先とラジオペンチで外しました。
2.Oリング交換
本体コネクタ部のOリングはボロボロで空気が漏れていますので交換。さらに
コテ先のハンダ収納部も交換。14mmのOリング、ホームセンターで2個150円
3.全体清掃
ケースをバラシテ洗浄。ついでに使用部品をみるとほとんどがメイドインジャパン
でした。一安心。
4.無くなったネジの補充
コテ先、コネクタのネジが無くなっていましたので代用品で締め付け。
以上の結果かなり性能が回復したようです。ジャンク基盤からICを取りましたが
綺麗に取れ、面白くでほとんどの部品を外してしまいました。
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