2015年11月2日月曜日

サビキ用のハゲ皮作り

釣りに行って初めてカワハギを2匹釣った。大きさは手のひらより大きな位。
釣の仕掛け作りにはハゲ皮が欠かせないが、最近は値段が高騰しているようだ。
せっかくなのでハゲ皮を作って見ることにした。

カワハギは簡単に皮が剥げると本やらに書いてあった。
口元を切断、角を取って、背びれと腹ビレを取る。後は口元から皮を引張ると皮がむける。

仕掛け用に皮を出来るだけ綺麗に取りたいので、上記のほかに口元~角~背びれまで包丁で刃を入れておいた。皮が硬く刃が中々入らないので、傷を付ける程度とした。腹側も同様に包丁で刃を入れておいた。

市販のハゲ皮の形を意識して皮を剥く。簡単に剥けて来てビックリ。2匹とも皮をはぐ。
身のほうは、刺身(薄作り)と煮物でいただいた。美味でした。

食事をして気持ちが良くなり、すっかり忘れていたが、家族に言われ皮を干す。

皮を確認すると、剥いだ皮に薄皮が付いていたので綺麗に除去する。

薄皮を剥ぐため最初竹串を使ったが、結局は指の爪が一番でした。
頭のほうから引っかくと取れやすいようです。
【下側の白いのが薄皮です】


仕上げた皮をプラスチックの板に貼り付け干すことに。もう一枚は牛乳パックに貼り付けた。

一晩置いたら上手く乾燥してくれた。

此のまま使っても良いのだろうが、表のザラザラした皮(ウロコ?)をヤスリで削り取る必用があるらしい。
100均だが色々なヤスリを用意できた。

皮を削って見たら、見慣れたハゲ皮のような感じ。



ヤスリは各種準備したが一番使いやすかったのは緑の取っ手の物でした。

試行錯誤しながら削っています
削りすぎると皮に穴が開きますので皮の色が残る程度としました。

なんとか一枚完成!。見慣れたハゲ皮ではありませんか。
丸まった皮も削ると平たく成ります。

この一枚作成で色々なノウハウを得ました。
1.トゲや背びれの付根は厚く丸まっており邪魔になるので事前に切除する。
2.ヤスリは尻ビレから頭の方向にかけると皮が取れやすい。
3.削り屑は小まめに掃除する。皮の下に溜まると皮が盛り上がりヤスリで削りすぎてしまう。
4.口側から削った方が作業しやすい。
等等です。


4枚削り終わりました。初めてだったので最初は30分くらい、2枚目からは15分位で完成できました。削り屑の粉も沢山出ますが生臭いので纏めて密閉して捨てました。

市販品には及びませんが、ハゲ皮が作れました。
でも、今回釣ったカワハギはマグレだからな~。家族も刺身が美味しいと言っていたので、魚屋さんで見つけたらGETしてオカズ&仕掛けにしましょう。

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