2015年8月12日水曜日

プリウスのアンテナ修理(NHW20)

昨年の冬に自動車の雪下ろしをしていてアンテナを折ってしまった。しかも、基台側。
天井の内装を外しての交換となり4万円位かかるとの情報も有ったので、エポキシ接着剤で基台側を整形しアンテナごと接着固定しておりました。
【細く黒い線は脱落防止用の紐です】

このプリウスは中古で購入した時からハイブリット起動でAMラジオに雑音が入っており、あまり気にしていませんでしたが、最近AMラジオ番組で気に入った番組が出来まして出先で聞けないのは非常に面白くありません。ハイブリットシステムを停止しバッテリーで聞くのにはノイズが入らないのですがエアコンが動いていないと暑くてたまりません。

ネットでプリウスの雑音でググッたところアンテナ基台の固定ネジの締め付け不良で発生するとの情報。
天井の内装を外しアンテナを締め付ける方法が有り、意外と簡単に出来そうなのでヤフオクでアンテナを1.5Kでゲットした。
【左が入手したもの】


アンテナが届き早速交換を行う。
ハッチバックを開け、内装のロックを3本外す。これはゴルフのグリーン用フォークを使用した。

【グリーンホーク】


内装を下げると簡単にアンテナにアプローチできた。
今付いているアンテナを外し、ヤフオクで手に入れたアンテナを交換。ナットはモンキーを使ったら簡単に作業が出来た。


配線コネクターはアンテナは引張ると簡単に抜ける。電源コネクタはマイナスドライバーで爪を押すと簡単に外れます。
配線中間部の固定部もマイナスドライバーで爪を押すと外れます。



意外と簡単に交換できたのだが、残念ながらノイズに変化は無かった。
アンテナの電源線を外すと目的の放送局が聞こえなくなるのでアンプは生きている模様。
内装を元に戻して止めることにした。

アンプの特性を測定してみた。
アンプの入出力インピーダンスが不明なため、とりあえず75Ωとして測定した。


結果は1MHz以下で3~4dB、1M~1.6MHzで5~6dBと出た。
ちょっとゲインが少ない様な気がするが・・。同調回路のコイルが小さいのでQが低いのかな。7


ところで問題発見。このアンテナ内蔵のアンプなのだが電源を切ると入力信号が有るのにもかかわらず出力が-60dBm以下となる。たとえ入力が-10dBmでも-60dBm以下である。

アンテナ基台のアースが浮いて受信不良となるのも当然のことである。電源が無ければアッテネータ(減衰器)の機能となるのだ。
でも有る程度受信できるのは、車内の配線が受信する信号のおかげでしょうか。
アンプ無しで、ダイレクトに接続した方が良いかも。

さてノイズ対策はどうすれば良いのだろうか。アンテナ基台からアンテナを外し電線を接続したら良く受信できた。
なんだアンテナ交換をして受信信号を強くすれば良いのか。早速、アンテナを作って見よう。

追記
 amazonでアンテナを検索したら425mmのアンテナが1260円で送料無料だった。作るよりも安心なので購入を行った(高速道路で落下したら洒落にならない)。
 14日に到着し取替えてみたが、さほどノイズは減らなかった。

 試しにアンテナのエレメントを外し、アンテナ基台に12Vの別バッテリーを接続してみたが、ノイズに変化は無い。
 車内の配線でノイズが乗っているようなので、これ以上手を打てない。とほほ。

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