切欠はGPSDOを手に入れ、周波数カウンターの校正をしていて安定度を増すためにはと考えた事によります。
一番古い周波数カウンターはVCTCXOを追加して一応精度向上したので追加は検討中。
タケダリケンのTR5821の内部を確認したら、クロックが10MHzで回路はCPUによるプログラム制御のため、秋月のVCTCXOを使う方法は取れなかった。
10MHzのクロック基板、背面パネルに固定されている。
クロック基板は10MHzの水晶発振回路とクロック切替SWが付いている。
周波数調整用トリマーへ外からアプローチできるように構成されている。(STD_ADJ)
10MHzのTCXOやOCXOを入手してクロックを変更しよう。
(ヤフオクで色々と出品されていましたので、数種類入手しました)
ヤフオクで周波数カウンター関係を眺めていたらTR5821の出品が有った。写真では外観破損、カウンター表示もチェック位置で「0.00」表示で壊れているようであったが部品取り用に落札した。
(2kしませんでした)
物が届いて確認すると、どうやら前面左上から落としたように思われる。前面パネルの欠け、周波数表示部のアクリル割れ、右側盤破損と中破している。
動作は電源投入で「E7」エラー表示後にCHEKモードで「0.00」表示となった。
前回構造確認した時に、クロック基板に「INT-EXT」切替スイッチがある事を知っていたので、確認したら「EXT.STD IN」側となっている。
EXT.STD_INだと外部クロックで動作するのでエラー表示と0.00は当たり前なのでしょう。
切替スイッチを「INT.STD_OUT」側にしたら、正常に動作開始。
正常表示です。
このTR582Xシリーズはヤフオクで結構出品されていますが、写真でCHEKモードで0.00表示となっているものは裏側のスイッチ位置がEXT側かもしれません。動作不良でも、もしかしたら掘り出し物が格安で手に入るかも。
う~ん。部品取り用に手に入れたが、修理して制度向上を図ってみようかな。
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