2015年10月31日土曜日

TS700Sの修理(2号機その1)

TS780はSMLコネクタを入手するまで一旦中止とした。
そこでTS700Sの修理をすることにした。ん?前に修理したはずと思われる方もいると思いますが、修理用?(遊び用)にもう一台を手に入れておりました。なんと1600円!!

状態の説明は。
1.電源は入る。が何も表示しないランプ点灯せず
2.酷い汚れ状態
3.各所サビサビ。

現状確認すると汚れが酷いですね。

入手先の説明と同じでした。写真で見るより錆が酷い状況です。
内部も埃だらけです



とりあえず電源ケーブルを接続して状況確認

初め電源スイッチがプラプラの状況で、スイッチ自体が壊れているんじゃないかと思われました。
電源を入れた時、周波数表示が一瞬出ましたがすぐ消灯。何度も同じで電源が壊れているんじゃないかなと思われました。

電源を入れVFOを0から1000まで動かしていると520付近で表示が出ました。144.52で、それ以外はブランク表示です。

これはVFOが壊れているだけ。しかもエアバリコンの接触不良の可能性大です。TORIOはVFOが壊れていることが多いようです。

さっそくVFOの確認。アースの接触不良でしたので手直しし復旧しました。

これで0~1000まで周波数が発振しデジタル表示も出ております。
ついでに出力を確認。なんと10W出てました。

ランプが【全部切れているのは貧相なのでLEDに交換しました。ちなみに13V印加されているので1kΩの抵抗を直列に入れています。

全体に汚いままですが、それらしくなりましたね。
後は磨いて綺麗にしましょう。

水筒の燃料ボトル化(ステンレスボトル)

先日コールマンのシングルバーナー445-700Jの整備をして、改めてガソリン燃料の良さを思い出した。
ガスバーナーと違い、予備燃料は自分でタンク(ボトル)に入れて持ち歩いている。今もっているのは1000mmリットルのアルミ製で予備ではちょっと多い。
そこで、昔買って使っていない「ニトリのステンレスボトル」を燃料用にすることにした。
このネタは昔から有ったのだがパッキンがガソリンで腐食するので油用の物を準備する予定でほったらかしだった。
445-700Jやらガソリンバーナー用の予備用Oリング(フッ素ゴム製)を購入するときについでに購入していた。サイズは26mmで、価格は123円でした。


早速交換したらよい感じ。ニトリのステンレスボトルが確か200円位だったので格安で完成。
このステンレスボトルは既に取り扱っていないようで、ネットの画面にはありませんでした。

2015年10月28日水曜日

TS780の整備(その2)

144MHz帯の出力が+37dBmなので+40dBm(10W)となるよう調べて見た。
サービスマニュアルはネットで手に入れた。

調整ポイントを確認すると一番簡単な方法はTXユニットの144MH用ALC回路VR1を変えること。

アンテナに電力計を接続し出力が最大となるよう調整したら12Wとなった。本当は、18W以上となるようなので、多分ファイナルのパワーモジュールM57713が劣化しているのだろうが。

TXユニットの出力(14D)で0.16W以上になるようトリマ&コイルを調整するようだが、14Dのコネクタが無い。

さて、コネクタを探そうか。(それとも此のまま10Wで使おうか)

2015年10月26日月曜日

TS780の整備・調整(その1)

次の整備ネタにTS780を手に入れた。
動作未確認との事なので早速状況確認を実施した。
外見は、汚れや錆が見受けられるが致命的な破損は無く、ツマミ類もそろっていた。


 たしかこの装置はメモリーバックアップの乾電池があるはず。外していなければ液漏れで大惨事となっているかも。
 確認したら電池は無かったので一安心。新しい単三電池をセットした。

蓋のスポンジはボロボロで、このままだとシャック内に屑が散乱し大変なことに。
(前、そのまま修理していて屑がパーツケース、測定器に入り掃除が大変な事になった)

スポンジを除去した。糊が残っているが、後ほど清掃する。

装置の電源を入れランプ・メータ類の確認。切れているところは無い模様。
MT8820Aを接続し受信部を確認。
Sメータは40dBμでフルスケール、30dBμで+9だった。144~439MHzで変わらずなので、受信部は問題ないようだ。FM,CW,LSB,USBの各モードも同様だった。

送信部を確認
 144.01~145.98MHzで+37.5dBm、430.01~149.98MHzで+39.5dBmだった。測定コードのロス分もあるので、430MHz帯は10W出ているが、145MHz帯は5~6Wと低下している。
送信調整は必要なようだ。

モード毎の送信は確認していないので、次のお楽しみです。
ダミーロードは40dBmのアッテネーター機能が有るが、出力レベルが変なので確認要ですな。

2015年10月25日日曜日

コールマン ガソリンバーナー 445-700J

コールマンのガソリンバーナー、445-700Jを入手した。
前の持ち主から、加圧できず&ジェネレーター交換要かもとの事でメンテナンスが必要らしい。
サービスパーツも付いてきたので早速実施。

最初に燃料タンク側をポンピングしてみたが、全然空気が入らない。
ポンプ部を分解してみたら、丸いゴムが固着して取れないので、竹楊枝で突いて外した。
一旦外れたら次からは固着しない。よく見たら、ゴムにはまり込んだ穴のあとが薄っすらと付いていた。

分解後組立直したら正常にポンピングできるようになった。バーナー本体と接続し燃料バブルを開くと「シュー」と空気が出たので、正常動作が期待できる。


次は燃料を入れ着火試験へ進んだが、なんと燃料コックから燃料が滲み出し漏れている。

ネットで調べたが修理を行った記事は見当たらない。此処がだめならポンプ自体を交換する必要があるが、絶版なのでジ・エンド。
とりあえず分解してみた。構造は、ニードル?の先がジェネレータ側ホースの燃料量を決める。
問題の燃料漏れは、ニードルのOリング(パッキン)が硬くなり周囲との隙間が発生していると推測。

Oリングは付属サービスキットの「Aタイプ」が使えそうだ。

Oリングを交換し元通り組立たら、燃料漏れは解消となった。
バーナーと接続し試運転。1秒で1回位の息継ぎはあるが使える状態となった。

息継ぎが気になるのでジェネレーターの清掃を行った。
赤ガスを使っていたとの事なので、スラッジやガムがつまり気味かと考え、キャブクリーナーで清掃。
マトモな状態ではスプレーできないので、100円ショップの注射器?とチューブでジェネレーターを接続し薬品を流し込んだ

結果は状況変わらず。こうなれば燃料に関係する部分を徹底的に清掃する。
コールマンのメンテナンス専用レンチが役に立つ。ナット類のサイズが通常のレンチと微妙に違うので、下手をするとナットの角をナメテしまう。

全部を清掃したが息継ぎは改善しない。ジェネレーターも別のバーナーで焼いたが状況は変わらない。ジェネレーターが詰まっているのなら火力が小さくなると思うが、そうでもない。
とりあえず使えるのでこのままとします。

ガソリンバーナーはコレクションしているので、昔の物も多数ある。今回Oリングの不良で燃料漏れが有ったし、サービスキットのOリングも使い切ってしまったので、別途手配を行った。
サイズは実測で
 Cサイズ:内径3mm 外形6.8mm
 Aサイズ:内径4mm 外形7.5mm
 Dサイズ:内径5mm 外形8.5mm
 Bサイズ:内径25mm 外形32mm

monotarouでフッ素系ゴムのOリングを手配、3~5mmの物は20~30円で手に入るようだ。
508や440の燃料レバーOリングはAサイズが使えそうなので各々10~20個手配した。
ランタン用にも5.8mmの物を手配。

2015年10月12日月曜日

スクラム(エブリィ)の軽キャンパー仕様について

軽貨物自動車(マツダ・スクラム)の車検が終わったので荷台に寝泊りできるようにした。
荷台に2x4材を使って床を作るのである。
元々はスズキのエブリィ用に作った物なのだが、マツダ・スクラムはスズキのOEMなのでエンブレム以外はまったく同じである。
【この記事を何か参考にされる際は自己責任で行ってください】

最初は後部座席を収納し荷台をフラットにする。


2x4の横板を置く

2x4と1x4の横板を組む

ただ置いただけではズレルので鉄棒を5cm位に切、はめ込んでいる

立て板に横板を組み合わせる(3本)お互いに切り込みを入れ井桁に組み合わせている

運転席側の端のみ外れないよう金具を木ネジで固定

後部側は2x4の先端に乗った時に折れないよう2x4の下に角材を置く

升目にダンボール等で作った仕切り(箱)を入れ、装備品を入れた

升目に合わせて細切れにしたコンパネ(3x4で12枚)を敷いて完了
床板は升目ごとに外す事ができます。床下収納になってます

運転関側から

このユニットはスズキエブリーから足掛け6年使っています。
組立に30分位で、分解も30分位で完了しますが、床下に収納する物に悩んでしましますね。
床部分は長さ170cm、幅120cmなので、車内泊はギリギリですね。

重宝しているのは、釣りで早朝(深夜?)出港のとき、港に早めに行って仮眠してます。足を伸ばしているとぐっすり眠れますね。


2015年10月11日日曜日

ドリルドライバー HITACHI DS10DAL_2LSK

買い物がてら何時ものリサイクル店に行くことにした。
目ぼしい物が無いか店内を徘徊していると木工ドリルのビットを発見。
直径5mmのショートビットだが何と100円だったので、木工加工に使えると思い2個購入した。

他、色々と見たが時間が無く見切れず店を出ようとしたらバケツをひっくり返した様な土砂降り。
車までの移動を諦め一旦店内に引き返した。

 ついでに普段は見ないカウンター周辺を見たらHITACHIのドリルドライバーが有り9.8Kとの表示。
これは確か新しい型で大容量Li-ionバッテリーが2個付属している。試運転したが付属バッテリーも良い様だ。
 直感的に「これは買い!!」と思い購入した。結局ドリルビット0.2Kとトライバーで10kジャストの支出であった。

家に持ち帰って、清掃とバッテリー充電を行った。

本体を清掃。中性洗剤で磨いたが、使用頻度が少なかった様で、あまり汚れていなかった。
型式はDS10DAL HITACHIの10.8Vタイプでは一番新しい型ですね。

清掃後に収納した状況

ネットで価格を調べたら新品で30K位する物らしい。

今まで持っていたドリルドライバーは①ACコード付き②古い小容量③韓国製のとても小さい充電ドライバー(クラッチ無し。使い辛い)
④充電式インパクトドライバー
本当は前から国産メーカLi-ionのが欲しかったんだよね。マトモに動くことが判ったので、これは良い買い物をしたと思います。
さて、何を作ろうか!?