この時計はカシオのPROTREKでトリプルセンサー(気温、気圧、方位)を搭載しており当時は画期的だったと記憶している。
本当は10気圧防水機能を守るためにメーカ以外が交換してはいけないのだが電池を2個交換しなければならず手間賃を含めると結構高価になると記憶している。
なので前回から自己責任で自前で交換を行っていた。
今回も自分で交換する。
交換方法は簡単で1.裏蓋のネジを4個外し、2.電池を交換、3.リセット、4.裏蓋を締めるだけ。
でもシッカリと手順を踏んで元に戻さないと壊れてしまいます。
【このページは電池交換の私的記録です。参考に何かなされる場合は自己責任でお願いします。私は責任を取りません】
1.裏蓋のネジを外す
時計からベルトを外し、裏蓋のネジを4本外します。
2.ゴムパッキンを外す
私の場合は裏蓋にピッタリくっ付いていましたので外します。
3.電池を外します
電池を抑えている金具を外し電池を抜きます。
写真の状態では電池押さえ金具の左側に外すための出っ張りがあります。
4.交換用の電池です
SR927SWと言う電池でしたので同型を入れましたが、色々と調べると本来はSR927Wを使うべき模様です。(W→強電流用でデジタル向き、SW→針式用)
最初に自分で交換したときにも同型を入れていたので、お店で交換した時に安い方の電池を使ったのでしょうか。(SWは380円、Wは580円)
次回からはWの方を買おうと思いますが、前回交換してから3年位使っていましたので問題ないのかな?
5.清掃
長年の使用でパッキンより外側の汚れと錆が有るので清掃しました。
清掃内容は裏蓋の錆と汚れを除去、本体のパッキン外側の清掃、パッキンの清掃
裏蓋の錆はマイナス精密ドライバーで軽く削り、汚れはウイルシャット(アルコール)を綿棒に浸み込ませ軽く拭きながら汚れを除去しました。
パッキンも同様に軽く(あくまでも軽く)清掃しました。ゴムなのでアルコールで劣化する恐れがあります。水の方が良いかもしれません。
本体のパッキンを収める溝の清掃は綿棒では届かないので紙を爪楊枝の先に巻き清掃しました。私は「シルボン紙」を使っています。この紙はカメラのレンズ清掃に使う物で埃の発生が有りません。パッキンを収める溝と裏蓋には埃等が付着しないよう気をつけます。
シルボン紙
清掃状態
6.リセット
リセット方法は危険なので記載しません。ネットで検索するとヒットします。
リセットしなくても動作していますので今回は実施しませんでした。
7.裏蓋を締めます
ネジは無理な力を入れると山が潰れますので適度に締めました。
1995.1.1の表示で20年前ですね。初期設計がこのあたりなのでしょう。
バックライトのテストです。
以上で完了しました。電池さえあればさほど時間はかからないと思います。
この他にパッキンのグリスアップ等も行うなど、詳しいノウハウはネットに載っていますので、其方を参考にしてください。
さて、何年持つでしょうか。前回交換後も海や山で活躍してくれていて問題無く、今回の交換でもパッキン内部は綺麗でしたので交換方法は問題無いと思います。
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