430MHzの無線機を修理していて、送信周波数を直読できる周波数カウンターが欲しくなっていた。今までは150MHzまでの物で144MHzの無線機には対応できていたのだが。
いつものヤフオクで眺めているとTR5825Aと言う昔の周波数カウンターが出品されていたので、上限価格を決め入札をしたら目出度く落札となった。
手元に届き最初は清掃を実施。
かなり汚れている。
上部はシールのあとが沢山
入力端子も錆びている
状況を確認後、通電確認する。ジャンクではあるが通電OKであるので、その状況は確認し、もし電源が入らなければ返品ですね。
内部を取り出し状況を確認すると、やはり埃が入り込んで溜まっている。
電源部の辺りに多い。空気の対流が多いからでしょう。
きっちりとエアーと刷毛で清掃しました。
ケースの汚れは、中性洗剤とウイルシャットで拭き清掃
ピカピカになりました。
BNCコネクタは接点ブライトで清掃しています。(真黒な汚れが出ました)
ジャンク等、古い機器は最初に清掃するのが吉ですね。
次に動作確認を行います。
性能は~1GHzですので、999.999MHz 40dBμを入力してみた。
チャンと表示が出て測定ができました。
測定器に場合、性能が1GHz迄とある場合、実力はそれ以上有るのが普通ですので、何処まで測定できるか試験しました。
20%UPの1.2GHzは測定可能でした。
1.22GHzではゲート開かず。1.21GHzまでは正常に測定できた。
古い装置なので、OVENが温まるまで若干誤差が大きくなるようである。10分位すると落ち着くようですね。まあ、測定器の場合30分位はエージングするのが普通でしょうか。
試験信号を7.1MHzとして4時間測定しましたが、誤差0.3Hzで安定しています。(SGが正しいのであれば)
型は古いのですが、測定感度も良く結構使えそうです。
--------------------------------------------------------------------------------
その後の整備はこちらです←クリックしてね
0 件のコメント:
コメントを投稿