2015年5月5日火曜日

TS830の修理(その6_VFOの調整)

全モード受信出来るようになりダイヤル位置と周波数表示が大きくづれているのが気になる。TS820はメインチューニングダイヤルの内側を固定しダイヤルを回すことで調整できたがTS830では出来ない。
サービスマニュアルを確認したらVFOの調整を行う必要があるようだ。

VFOを引き出して調整ポイントを確認すると銀テープで封印してあった。今まで調整していない証拠かな?

封印?を剥がしポイントを確認。コイルとトリマで調整する。
 左側3個の穴があり、下から2個で調整実施

VFOのケースを念のためアースに落とす。
動作確認に050kHzにダイヤルを合わせると062.6kHz表示。12.6kHzズレテイル。

周波数カウンターでも同様にずれている。正常時は5550kHz
VFOのコイル調整で周波数を5550kHzに合わせる

当然周波数表示も7.050.0表示となる

次にVFOを450kHzとし5950kHzとなるようVFOのトリマを調整する
トリマ調整はクリチカルで何とか誤差40Hzに合わせる

050kHzと450kHzを数回交互に調整する。
最終的には0,100,200,300,400,500kHzで±2kHzであればOKらしい。
試験したら誤差範囲なので終了とした。
 100kHzで7.100.0表示。バッチリ!!

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