2015年4月19日日曜日

AT230(アンテナチューナー)の整備

無線機の整備をしていて、実際に電波を出したくなって来た。
開局はしているが自宅にマトモなアンテナを上げていない。
そこでワイヤーを張りアンテナチューナーで電波を乗せることにした。

アンテナチューナーは当初自作しようと思っていたのだが、部品代を考えると中古のアンテナチューナーを手に入れたほうが安くつく。
そこで手に入れたのがTORIのAT230と言う物。アンテナ切替器とSWRメータ機能も有るので個別に揃えるより格安である。とは言え、中古品、手を入れられそうだ。

手元の届いたものがコレ。

前面パネルは綺麗だが、背面のコネクタ類やケースに汚れ・錆が多い。



中を確認したところ、とても綺麗であった。通気用の穴が無いので埃も少ない。でも、少々入っていたのでケースの隙間から入るんだろうな。

背面のコネクタは汚れと錆が有るため、このままでは使用できない。100均のブラシセットで磨く事にした。
【ANT3】

【M型コネクタ】

ブラシも樹脂⇒真鋳⇒ワイヤーの順番で磨いて見る。結果はワイヤーでなければ駄目であった。
ワイヤーで磨いた後に真鋳で磨くと傷が目立たなくなる。

ANT3は碍子を貫通しているので、碍子に傷が付かないよう布で丁寧に磨く。

ネジ・ナット類はCR556を吹きかけ錆を浮かしてからブラシで磨いた後、パーツクリーナで脱脂する。ネジは新品に交換する予定。

ケースもCR556とブラシで錆を落とし、これ以上進行しないようにする。今後、塗装も考えよう。

綺麗になってから室内で前面パネルの清掃を実施した。
ツマミ類を外し、ウイルシャットで拭き掃除。綺麗に見えたが、拭くと茶色い汚れが浮いてきた。
売り出す前に清掃を行っていたようだが、汚れを落としきっていないようで、隅や溝を清掃したキッチンペーパーが茶色になった。


これで使えるようになったが、アース(接地)をシャックに持ってきていない事に気がついた。接地工事を行ってから使う事になるが5月の連休にでも工事しようかな。

0 件のコメント:

コメントを投稿