2015年4月25日土曜日

TS830の修理(その1)

前々から欲しいと思っていたTS830を手に入れた。
写真ではケースはサビサビ、前面パネルの汚れもかなり有りそうだった。誰も入札しないのだが、商品説明では動作しているとの事。価格交渉していただき駄目元で入手した。

商品を受け取って、屋外で開梱。前回、ゴキブリの卵の件が有るので慎重になった。
写真のとおり赤錆が酷い状態であったが、商品説明で動作しているとの事だったので、電源をつないで初期状態の7MHzでVFOの動作を確認したら、問題なく0~500KHz表示された。

外観は酷く汚れていて、ツマミ類も緑色っぽくなっている(緑青?)

上部ケースを開けて内部を見たら愕然とした。木屑の様なものが沢山入り積もっている。
電源トランスの周囲にも積もっている。

酷い状態。基板にも積もっている。

前面部

上部全体

スピーカ部も汚れが酷いので、分解し清掃した



電源を入れない方が良かったかなと後悔した。電源リークでダメージがなければ良いのだが。

このままでは、シャックに入れられないので清掃に取り掛かる。
何時もの通りエアコンプレッサーで吹き飛ばす。

清掃用にブラシを100均で揃える


木屑?を吹き飛ばし刷毛で丁寧に掃き取る

トランスが錆びていたので錆止め塗装する。黒錆化するためタンニンを使用した。
なぜかしら我が家にはタンニンが沢山ある。車の補修や井戸水の赤錆清掃用である。


装置全体の埃を吹き飛ばす。
更に下部ケースも外し清掃する。意外と綺麗であった。

ファイナル部も清掃実施。玉も磨く。

ケースも錆落とし&錆転換塗料で防錆化。ついでに磨く。
右側が錆転換後、左は錆を落としただけ。

下部ケースの内側を水ぶきで磨くと意外と汚れが落ちた。(左側が清掃済み)

とりあえず、綺麗になったのでシャックへ入れメンテナンスを行おう。

0 件のコメント:

コメントを投稿