2015年2月15日日曜日

FT-901のメンテナンス(その4)【送信回路の確認】

ダミーロードが完成したので送信系を確認した。
前の持ち主の情報通り、全然出力が出ない。
チューニングで送信状態になり10秒ほどで自動的に受信状態となる。

送信信号が何処まで正常か大まかに切り分ける必用がある。
ブロック図を確認していると、トランスバーター用のRF出力があり、12BY7Aの出力がモニターできそうであった。
RF出力へオシロスコープを接続し波形を観測する。
トランスバーターには28MHz帯を使用するので、バンドを10Mに切替て送信してみた。
始めは波形が出てこなかったが、何度か送信状態としたら波形が出てきた。

気をよくして他のバンドを確認したが、波形は出てこない。
何度か確認していると10Mでも信号が出なくなった。
信号が出る条件は、PRESLECTをバンド位置にあわせること。
どうやら、もっと前の方がいかれているらしい。

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