2015年3月20日金曜日

大容量アッテネーターの製作(ATT)

TS820のデジタル表示化も無事終了し次はV・UHFの機械に取り掛かる。
具体的にはFT726とIC251なのだが使う測定器が違って来る。
【FT726:故障中】


SGとかは無線テスターはanritsuのMT8820Aを使う予定なのだが、入力が10Wは持たない様だ。
無線機は10Wなので10dBのアッテネーターを作り1W入力する事とした。
(40dBmを30dBmに下げて入力する。)
ただ、10W近く減衰する必要があるので、ほぼダミーロードと同じでデカイ容量が必要である。
なのでアッテネーターはL型として設計した。
5W容量の抵抗器をパラにして10Wとする。必要なのは34Ωと23.5Ωなので68Ωと47Ωの抵抗を並列接続し入力側をN型コネクタ、出力側をBNCにした。

コネクタ間は銅板を加工してグランドを渡すこととした。


結果は1MHzで10.3dB、19MHzで10dBの減衰である。抵抗はインダクタンス分が有るので周波数によりロスが変わって来る。
【ヤフオクで手に入れたanritsuの発信器とレベルメータ】


【測定中】


なかなか良い特性の物が出来上がった。


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