2015年3月31日火曜日

TS700Sの修理

FT726の修理も完了し次なるネタを探っているとTS700Sが目に付いた。
ヤフオクでジャンクで出ていたが外見は綺麗に見えた。(写真ですけど)
「通電確認のみ」との事だったので手を入れられそうであった。

本日手元に届き動作確認を行ったところ、だいぶ手を入れることが出来そう。
状況:
1.周波数表示がしない。
2.電源を入れると送信状態となる
3.周波数表示が出ないので、本当にVFOの周波数で送受信しているか不明。
4.Sメータのランプ切れ
と、本格的に動作確認しなければいけない。

2の送信状態はVOXのボリューム設定で簡単に復活した。
 受信状態となり、FMモードで「ザー」とのノイズとスケルチ動作を確認。良好である。
 送信の出力は7W出ていた。

3は送信できているのでVFOは動いているし、何かしらの電波が出ている。送信信号を測定してみた。
 測定器は、ADVANTESTのスペアナR4131を選び、入力に10dBの大容量ATTを接続。ただしスペアナの最大入力が+20dBmなので本体をLOWとして1W出力にした。
 測定結果、おおよそVFO表示の周波数で送信しているようだが、ツマミを動かすと送信信号が無くなるのでVFOの整備は実施必要と思われる。VFOは145.10MHzとして測定。

 SG(MT8810A)で送信周波数と同じ145.10MZzで20dBμの信号を入れるとS9+で受信した。
気をよくして、ハンディトランシーバーで信号を出し受信すると音が変である。これも、修理が必要なようだ。



 とりあえずFMで送受信は出来そうなので、致命的なところは無しと思われる。

CHのダイヤルを回すと瞬間的に周波数表示が出るので、接触不良と思い当該ロータリースイッチに接点洗浄剤を吹きかけたが復帰せず。別の所が壊れているようだ。



 ディスプレイ表示しないのは回路図を確認し探る。

 本日はこれまで!。

0 件のコメント:

コメントを投稿