2015年3月2日月曜日

FT-901のメンテナンス(その11)【送信部の確認】

先輩にアドバイスを求めたら色々と教えていただいた。

PLATEを離調しPRESELCTで電流を最大にしてキャリアを最大としたときにICが300mA以上流れないといけないようだ。現在は275mAしか流れず、ドライブ不足が考えられそうである。


また、ファイナルの玉(6146B)の劣化も考えられるためヤフオクで落札した物が届いたので差し替えて測定したが、状況は変わらなかった。ちなみに、落札したものは新古品である。

キャリアを最大としたときIC200mAで60W位である。
駄目元で出力の出ないFT101ZDよりファイナルを移植して見たがやはり60Wであった。
ちなみにFT101ZDには2B46(6146)が入っていた。なんと電電公社マークが付いていた。


怪我の巧妙か、ファイナルをFT101ZDへ戻したら100W出るようになった。高圧回路あたりで接触不良でもあったのだろうか?

FT101ZDで100W出るファイナルとドライブをFT901に入れても60Wなので、やはりドライブ不足なのだろうか。
RF回路の3SK40を3SK45に交換し動作するようになったのだが、動作点が違い性能不足だったのかもしれない。
受信の3SK40を置き換えたときは受信感度が低下していたので・・・

仕方が無いので3SK40を手配した。最初から同一の物に取替えればよかったかな。

ファイナルはこのほか6146Wのペアと6146Bを一個落札し手元に来ている。12BY7Aも4本新品を手配した。

どんどん深みに入り込みそうだ。

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